実際健康マットレスってどーなのよ
今日は割と好き勝手に本音(?)を書こうかなと思います。
ちなみに私はマットレスの選び方というサイトでBlog記事を書いております。具体的にどの記事を書いているかはちょっと秘密ですけど(実はあっちのサイトはそんな書いてなかったり。笑)
ライター泣かせのジャンル「健康マットレス」
健康マットレスってはっきり言ってめちゃくちゃ書きにくいんですよ。
一応、マットレスの選び方は事前の下調べをものすごいしててですね、最初はきちんと比較検討しようと思ってたんですよ。
でも、もうどのマットレスもてんでばらばらで同じ基準で比較できないんですよね。
マットレスの種類
おおざっぱにいうとマットレスって3種類あるんです。
低反発と高反発とエアー系の素材ですね。
低反発と高反発に関しては健康マットレスと銘打つ以上は基本的にウレタンフォームという素材を使っています。ウレタンってのはスポンジみたいなのかな。これが体重を分散させて、同じ個所に負担がかからないよって機能をもってるんですね。
エアー素材はスチールウールというか針金をぐちゃぐちゃにしたようなのがなかにはいってて、これは実は繊維素材なんですけど、その中に空気がたくさん入るからエアーっていうんですね。
歴史的にはウレタンよりあとにきてるので、ウレタンの持つメリットを維持しつつもっとすごいですよ的な感じなんですね。
ウレタンフォームとエアー素材の違い
このエアー素材っていうのが、どうも胡散臭い。
なんたらウィーヴとかいう会社がいうには、分散力がすごいと。
分散力ってのは、もともとウレタンにもあった機能なので、既存のウレタンよりもずーっとすごい分散力を証明しないことには、ウレタン<<<エアーとは言えないわけですよね。
ここがまずエアー素材とウレタン系がどちらがいいか、ぶっちゃけわからないというところです。
エアー系は分散力があるにはあって、それがはたしてウレタンよりもすごいのかは不明だとして、寝心地がいいというのがウリとしてあります。
この寝心地っていうのがぐちゃぐちゃした繊維のスチールウールみたいのがあって、まるで宙に浮かんでるような寝心地を実現しますよってことですね。
これが嫌な人にとってはですね、動くとガサガサ音がしてうるせーってことなんですよ。これが気になるとエアー系は全部ダメ。一生イライラして眠れないですよ。
だからエアー系に関しては、現状、かなり人を選びます。
音が気になるかどうかで、最低のマットレスになるかそうでないかが決まるんですね。
人を選ぶエアー系マットレス
この音が気になるかどうかも、人によるんですよ。
私の同僚のAというライターとBというライターがいるんですが、もともとどうもガサガサ音がしてうるさいってのは口コミなんかを調べてるあたりからわかってたんですね。
なので、消極的にではありますが、サイトに「どうも音が気になる人は気になるみたいよ」って書いてたんですよ。別にうちとしてはエアー系を積極的に売りたいわけじゃないので、まあデメリットのひとつやふたつ伝えたところでいいんですよ。うちのサイトから買ってくれるなら、セルプールだろうがなんたらウィーヴだろうが、それのパクり製品だろうが、タンスのゲンの激安マットレスだろうが、なんでもいいんですよ。
私の担当(?)しているトゥルースリーパーでなくてもいいわけ。
(私はちなみにトゥルースリーパーがいいとおもってるんだけどね)
そうしたら、Aってライターが実際百貨店でなんたらウィーヴに寝てきたみたいなんですよ。そうしたら、音がなんか全然気にならんと値段が高い以外は結構よかったよっていうんですよ。
これはポジティブな要因だなとおもって、マットレスの選び方にも、「実際に寝てみたけど音なんか全然きにならんよー」って既存のエアーうんたらに関する記事を修正したんですよ。
それで別の日に今度はBさんがなんたらウィーヴにデパートでコーナーがあったから寝てきたっていうんですよ。
そうしたら、「私は無理。あんなガサガサしてたら気が狂って寝れやしない」っていうんですよ。
どっちやねん!と。
私も寝たことあるんですけど、そんな気にならないんですよね。
ただデパートで他の人もいる中で、そんな寝返り打ってみたりとか恥ずかしくてできないんですよ。しかも私はそのときデート中だったし、ちょっと仕事で関係あるから「ちょっとマットレスいま買おうと思っててさ」とかいいながら寝てみるんですけど、あんまり色々やってみるわけにもいかないし、そんなにわかんなかったんですよね。
あと、余談なんですが、なんたらウィー●から、メールがきて、営業妨害で訴えるぞとか言われてるんですよね。なんか悪口書くんじゃねーよみたいな。
それで悪口らしいところは削除して、すいませんでしたーって言ったんだけど、まあ印象悪いよね。
だから、今後その製品に関して記事書くのやめよーぜみたいな感じなんですよ。
そのブランドだけ伏字してるのも、検索されてまた何回言ってきたらめんどくさいなみたいなのがあるんですよ。
バカみたいに高くて、無駄にラインナップ多くて、ひとつも売れやしない(本当はちょっと売れてるけど)。
ちょっと話がそれたけど、エアー素材は、ブレスエアーとかいって素材メーカーもつくってるんですよね。その会社が卸してるのもあって、エアリーとかはブレスエアーの会社が中身は作ってるような感じなんですよ。
なんたらウィーヴは自社でつくってるみたいなんだけどね。
このブレスエアーとなんたらウィーヴのどっちが先に作ったんだか知らないですけど、テレビとかの成功物語みたいなのみるかぎり、繊維をまるめてマットレスの中につっこむみたいなのがすごい思いつき感しかなくて、逆にウレタンとかはNASAが開発した素材で、まあまあちゃんとしてるんですよ。NASAもそれはそれで胡散臭いけど、なんとなくウレタンのがいろんなことがわかってて、まあマシかなみたいな。
東京西川みたいなまともな会社がすごい研究して使ってるのがやっぱりウレタンだから、私はウレタンのがいいのかなあなんて思ってるんだけどね。
低反発と高反発は比較しやすい
じゃあウレタンの中の低反発と高反発はどっちがいいのかってことなんだけど、どっちも何もいま売ってるのはほとんど高反発なんですよ。
で、ざっくいうと低反発はすごい気持ちいいわけで、体がぐにゃーーってベッドに沈み込む感じで。
高反発は逆で体が変な姿勢で寝てたも反発してそこまで一か所に沈み込まないようになってて、だから腰とかに負担がかからないよってことなんですよ。
普通に寝てると腰の部分が集中してへこみますから、そこに負担がかかるってことなんだよね。
昨今の健康ブームとかデフレな感じとかもあって、ただ気持ちいいよりは腰とか肩のケアのあるマットレスのほうがいいよねみたいな感じでほとんどのブランドは高反発マットレスをだしています。
低反発はこのトゥルースリーパーぐらいしかないんですよ。
しかもトゥルースリーパーも高反発モデルとかだしちゃってるわけ。だったら高反発は別の名前でだせばいいのにとかおもうんだけど、まあトゥルースリーパーブランドを活かしたってことなんでしょうね。
だからトゥルースリーパー買うなら絶対低反発ですよ。高反発のCEROなんか買ってたら意味ないからね。(※トゥルースリーパーceroは高反発モデルです)
数値の意味がないマットレス業界
他にもかたさとか密度とかニュートンとかあるんだけど、じゃあそもそもかたいほうがいいんですか、密度はあるほうがいいんですかってなると、どうもそれがよくわからないんだよね。
しかも密度とかにいたっては、一応全部調べたんだけど、一番安いタンスのゲンが一番密度高いんですよ。DepthのDであらわすんだけど、他のどのマットレスよりいいんですよ。
エアー素材にいたっては密度なんかスカスカだからね。それがウリなわけだし。
じゃあ密度ないほうがいいのかよみたいな笑
密度があるとヘタれにくいらしいんですよね。
それはどうもたしかっぽくて、エアー系は口コミをみると一瞬でへたれるみたいの結構多いんですよ。
しかもエアー系のマットレスのほうが高いから、マットレスの選び方として効果がウレタンに比べてよくわからないエアー系素材のマットレスを買うってのはすごいリスキーですよね。
値段が高くても全然へたれなくて一生使えるっていうなら日割りしてお得だよね、コスパいいよねとかいえるけど、一番高いのが一番すぐにダメになっちゃうってことはもう消耗品レベルですよ。7万円を定期的に払えるなんて大金持ちですよ。しかもゴミ箱に気軽に捨てられるものじゃないし、捨てるにもお金かかっちゃうよ、あんなバカでかいマットレス。
タンスのゲンが最強なのか?
そうすると、一番安いタンスのゲンが一番密度あってへたれにくいっていうすごい結論になっちゃうんですよね。
タンスのゲンなんか5000円くらいですよ(笑)。
月に1回買っても大した負担にならない価格なんだもん。これでもちがいいってもう勘弁してよwwww
しかも私もタンスのゲンのマットレス1個持ってるんだけど、まあへたれないですね。
1年経ってもビンビンに元気だよ。
私は一時的に短い期間部屋を借りてて、そこで安いマットレスにフトンしけばいいやってタンスのゲンを買ったんだけど、いまは来客用に置いてあって、まあ評判いいですね。このマットレスなんかいいねーってみんな言うんですよ。
でも人に自慢するならエアーウィー*いいよね
エアーなんたらは有名だから、人にいうときに、「私はエアーなんたらで寝てるよ」って言えるのはちょっといいですよね。
類似品じゃ言えませんからね。
シャネルのハンドバッグとシャレヌのハンドバッグぐらい違いますね。
ちなみに私のiphoneケースはココシャレヌのiphoneケースです。なんと3980円げきやすですよ。ちょっと文字が違うと10倍ぐらいするからね。
というわけで、ブランド効果以外はそんないいことないんじゃないのってのが本音です。
だからなんか結局どれがいいのかよくわかんないんですよね。
これはインチキくさいなってのはわかるんだけど、最終的に消去法で残るとしたら、東京西川が一番まともなのかなーって感じなんですよね。
本当に心からおすすめできるのは東京西川AIR01かな???
東京西川をまともと判断する理由として、WEBサイトが明らかに一番凝ってるしWEBマーケティングがんばってるな、ってのがひとつ。
もうひとつは会社がとりあえず大きいし老舗なんですよね。釣り用品売ってて潰れそうだった会社がおもいつきでマットレス業界に参入したら大当たりして、会社名もそのブランドにしちゃったみたいなポッと出の会社とは違う感じがして、ずーっとフトンを研究開発してる真の老舗なんですよ。
東京西川はいろいろだしてるんだけど、一番ウリにしてるのがAIRってシリーズで、通称「東京西川AIR」って言うんですよ。東京西川AIRの中のAIR01ってのが代表製品だし価格的に一番まあいいのかなって感じなのかな。価格も4万円くらいですごい良心的なんですよね。安くはないけど、フツーって感じ。エアーなんたらは7万円しますからね。
AIRって名前だけど、これはウレタン素材の高反発マットレス。
ただ、これ、私は寝たことがあって、どうもトゲというかギザギザになってて、うつ伏せに寝るとなんか気になるんですよね仰向けなから気持ちいいのかもしれないけど、トゲの上にうつ伏せに寝るってなんか変な感じするんですよね。
だからどうもこれは一押しにはできないんですよね。
色もアスリート感マックスで、タンクトップのおじいちゃんがこの上に寝てそうな感じなんですよ。
ショッキングピンクとか、どう考えても寝具の色じゃないでしょ。
なんか違うんだよね。
結局、おすすめはトゥルースリーパーなのか?
だったら、トゥルースリーパーみたいな健康なんかもう無視して、深く深海沈み込むように眠りたいじゃないですか?
しかもトゥルースリーパーは一応体圧分散があるんですよ。
低反発でどういうからくり分散させてるのかよくわからないんだけど(他マットレスはこういう理屈で分散させてるみたいなのがあるんだけど、トゥルースリーパーは分散されてるとしか書かれていない)、まあウソじゃないだろうし、分散されてるなら腰に負担かかってないし、そこは信じようじゃないの。
そうすると、結局、低反発も高反発もエアー系もぜーーんぶ分散はちゃんとされてるってことでしょ。
だったら気持ちいい低反発のマットレスが一番気持ちよくて寝れていいじゃないかってことになるんですよ。
そう思わない????
ダークホースで雲のやすらぎ
あと気になるのが雲のやすらぎっていうマットレスがあって、これはネットでよくでてくるんだけど、これはモットンと並んで、要はアフィリエイト報酬が高いからおすすめされてるだけなんですよね。だからうちもモットンと雲のやすらぎはごり押しなんだけど、雲のやすらぎは羊毛を使ってたり、厚さと価格が比例するマットレス業界の中で17cmっていう爆裂の厚みなんですよね。
結構この厚みは、いやこれ普通にすごくね!?みたいな感じなんですよ。
しかも羊毛とかアルファマットとか五層構造とか独創性がありすぎて比較できないし、比較するにしても五層構造のマットレスなんか他にないし、他の製品も二層構造になってるだけで価格が10万越えたりするのに、4万円で五層構造はすごすぎる。
でも、どういう層なのかが大事なのであって、他社製品で二層10万円のが、同じ層で五層で4万円ならものすごいお得だけど、結局同じ層じゃないから比較できないんですよね。どうでもいい層がミルフィーユみたいに五層になってても、意味ないからね。
だから結局同じものさしで比較できないだからなんだかよくわからないんだよね。
ただ確実にいえるのは分厚いマットレスは底つき感もないし、分散力も単純に高いですね。体重でマットレスが沈んで床(あるいはマットレスの下のなにか)についちゃったらどんな分散力があろうがエアーだろうが意味ないからね。
そういう意味で一番原始的に考えて、厚いってのはそれだけで安心なんですよね。
もし分散云々書いてるのがぜーんぶインチキだったときに、単純に分厚い雲の安らぎが一番いいってことになるんですよね。もしそうだったらとりあえずタオルでもなんでも下に敷いておけばいいって話になっちゃうんだけど(笑
まあ一番買ってほしいのはモットンね。その次は雲のやすらぎ。
あとは何買っても同じです。
で、私のおすすめはトゥルースリーパーかな。もしかしたらすごいのが雲のやすらぎですかね。で、コスパでいうと圧倒的にタンスのゲン。最強のマットレスですよ、これ。激安で最高性能。笑
以上、乱文でしたが、読んでいただきありがとうございました。